[レポート]常葉大学 健康プロデュース学部で特別授業「インクルーシブってなんだ?」を実施しました

吉田先生、神力先生、ありがとうございました

インクルーシブってなんだろう?大学生と一緒に考えました

2025年6月21日、常葉大学 健康プロデュース学部の1年生~3年生を対象に、「インクルーシブってなんだ?」をテーマにした特別授業を行いました。

前半の座学では、ASOBIが取り組む”まぜこぜスポーツ”や、生涯学習を通じたインクルーシブな地域づくりについてご紹介。後半は体育館に移動し、実践として”ウォーキングフットボール”を体験してもらいました。

ゲームのなかでは、まず「車椅子ユーザー役」を各チームに1名ずつ設定し、次に「アイマスクを付けたプレーヤー」を加えるなど、まぜこぜの構成に変化を加えながら進行。プレー後には「どう感じたか?」「プレーに主体的に関われたか?」と問いかけをし、感想をもとにルールをその場でアダプテーションしていくスタイルで行いました。

どうすれば、みんなが楽しく参加できるのか。

ルールや設定に”正解”はありません。なぜならば人は千差万別だからです。試しながら、みんなで創っていく。そのプロセスそのものを感じてもらいたいと考えました。

ASOBIが考えるインクルーシブとは

ASOBIが大切にしているのは、「やれる・やれない」ではなく、「どうやったら一緒にできるか」を、現場で共に考えること。実践前に各チームで立てた目標にも、「全員が関われるようにしたい」という声が多くありました。

完璧なルールや仕組みを持ち込むのではなく、その場にいるメンバーの”こうありたい”に目を向けること。それぞれが「自分ができること」を持ち寄りながら力を尽くし、試行錯誤する過程のなかに、自分の存在意義が芽生え、インクルーシブなアイデアが生まれていく。それが「だれも取り残さない社会」を創る、ということなのだと考えています。

今日の取り組みが、未来を創るみなさんにとって、小さくても確かな経験となりますように。

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