
ひとりひとりが大切なプレーヤーとして輝けるイベントにしよう
2025年9月27日(土)雄踏総合体育館で「みんなでつながるフットボールフェスタ」を開催しました。このイベントはソーシャルフットボールチーム(※)エンギーア静岡の選手達と企画運営を行い、未就学児から70代まで、性別やスポーツ経験、障がいの有無を問わず、誰もが一緒に楽しめるフットボールイベントとして開催しました。
(※)ソーシャルフットボールとは精神障がいのある人が行うサッカーやフットサルの総称です。病気や障がいや生きづらさなどを抱える人が、社会や人との”つながり”を紡ぎ出したり、自己肯定感や自己有用感を育んでいく機会としてフットボールに取り組んでいます。日常的な運動機会に加え、日本代表として高めていくカテゴリも両立されています。
彼らが掲げたゴールは
- 自分でプレー場所を選べる(運動強度を選べる)こと
- ひとりひとりが大切なプレーヤーとして輝けること
この言葉どおり、誰もが自分のペースで参加しつつ、互いを認め合う空気が広がるイベントとなりました。




パラサッカー日本代表選手たちも多数参加!
このイベントの趣旨に賛同してくれたパラサッカーの日本代表選手達や元Fリーガーも一緒に参加していただき、プレーが一気に盛り上がりました!ありがとうございました!
- デフ(聴覚障がい)サッカー男子日本代表 杉本大地選手
- デフサッカー女子日本代表 高橋遥佳選手、元日本代表 寺井名美さん
- 知的障がい者サッカー女子日本代表 山下七海選手、山下莉奈選手、山口加純選手
- 日本フットサルトップリーグ/元アグレミーナ浜松 松本行令さん、萩原洪拓さん
手話を覚えて使ってみよう!
デフサッカーの選手たちに「がんばれ!」「ありがとう」「おつかれさま」「拍手」などの手話を教えてもらい、イベント中も積極的に使う様子も!



参加者の声
- 「参加者全員が自分のレベルにあったフットボールを楽しめて良かった」
- 「親子でサッカーを楽しめました」
- 「世代も特性も違う人と自然に一緒にプレーできて嬉しかった」
- 「ソーシャルの進行役の選手たちがとても良かった。安心して参加できた」
- 「やさしいせかい、でした」
このフェスタを通して、多様な人たちがボールを追いかけ、笑顔を交わし、自然につながる時間が生まれました。またソーシャルフットボールの選手達も参加者のために考えて行動し、笑顔を受け取れたことは大きな経験になったと思います。
ASOBIはこれからも「誰もが一緒に楽しめるスポーツの場」でインクルーシブな社会づくりを進めていきます。

