[リポート]文部科学省委託事業 成果報告会を開催しました

障がいのあるかたの生涯学習機会を、身近に増やすために

2026年2月7日(土)午後からは、文部科学省委託事業「まぜこぜスポーツまるシェから繋がる広がる共創と共生の街づくり」の成果報告会を開催しました。3年間の取組を振り返りながら、ASOBIが考える生涯学習機会の拡大のあり方、そしてそれをどのように地域へ実装していくかを考える時間となりました。

【プログラム】

  1. ASOBI活動報告
  2. 参加者・スタッフの声
  3. 研究発表
  4. 多分野トークセッション

立場を超えて語られた「体験」

「参加者・スタッフの声」では、
・ASOBIの活動に参加してくれている障がい児のお母様
・これまで障がいに触れた経験のなかったボランティアメンバー
・障がいのあるボランティアメンバー
・近隣の生活介護支援事業所の職員のかた
にご登壇いただきました。

それぞれの立場から、ASOBIの場で経験した変化や気付き、心の動きについて、率直な言葉が共有され、”知識”ではなく、”体験”が人を変えていくことや、その積み重ねが地域を変えていく可能性が見えてきました。

スポーツがもたらす共生社会への効果

研究発表では、聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部作業療法学科の藤田さより先生より、本事業の効果についてご報告いただきました。

スポーツを通じた交流は、共に楽しむ経験や心の共鳴を生むだけでなく、対等な人間関係を育み、関係を維持しようとする意志や、互いの可能性を支えようとするチカラとなることが示されました。これらは共生社会の実現や障がいのある方の生涯学習機会の拡大にもつながる重要な基盤です。

多分野で描く、ありたい未来像

多分野トークセッションでは、
・浜松市市民部スポーツ振興課担当部長 杉田様
・浜松市東障がい者相談支援センター長 平野様
・株式会社シーマー 代表取締役 嶋様
にご登壇いただきました。

ASOBIからは瀧崎が参加し、ファシリテーターは浜松市障がい者基幹相談支援センター長の後藤様が務め、「ありたい地域のインクルーシブな未来像」と、その実現に向けた具体的な方策について意見を交わしました。

行政・福祉・企業・民間団体が、それぞれの立場から関わることで、地域実装の可能性が見える対話となりました。

新しい展開へ

3年間の取り組みを経て、浜松市内の他の協働センターからもご相談をいただくようになりました。

「多様な住民が増える地域において、人が混ざり合い、支え合う受容力を育みたい」、その解決策として”まぜこぜまるシェ”を実施したいという声です。

生涯学習とは

生涯学習とは、人生を豊かにするための活動や行動のすべてを指します。ASOBIの取り組みが地域に広がることで、障がいのある人だけではなく、すべての人にとっての生涯学習の選択肢が、より身近に、より自然に開かれていくことを願っています。

心が動くと、人は動く。

その循環を、これからも地域のなかに育てていきたいと思います。

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