[リポート]6/24(土)オープニング講座が開催されました

スポーツの楽しさを全ての人に届けよう!

2023年6月24日(土)から全10回にわたって開催される「スポーツの未来づくりセミナー」(まぜこぜスポーツまるシェから広がる繋がる共創と共生の街づくり)がスタートしました。障がいや特性にかかわらず、全ての人がスポーツの楽しさを享受し楽しむ場を共有し、スポーツを通じて相互理解を深めて共生していく未来を目指しています。

第1回講座は「可能性を輝かせるとは」「まぜこぜ(インクルージョン)とは」どういったことかを体感していただくプログラムとして、約50名のかたに参加をしていただきました。

講座の概要(映像約8分)

第1部講師 伊藤裕子氏
(ぺんぎん村水泳教室 / 重複障がい児者を含む全ての人を対象とした水泳指導者)

(伊藤裕子さんご講演から)

だれもが持っている「輝く可能性」。それを大人の勝手な思い込みで否定していませんか?環境と機会を奪われてしまっては、心の中にあるはずの可能性や意欲を心に奥にしまってしまいます。目の前の子供の可能性を引き出す目を養えば、私達コーチが持っている知識と技術が最高に活かされる瞬間が生まれます。私は「やりたい」という子に対して、どんな障がいがあっても断りません。この全10回のセミナーでは、目に見える新しいスポーツの形を作り出し、目に見えない心を育てます。

第2部講師 松田薫二氏
(一般社団法人日本障がい者サッカー連盟専務理事)

(松田薫二さんご講演から)

スポーツ界にはびこる偏った勝利至上主義によってスポーツをする権利が奪われている人を見て「スポーツとはそういうものだ」「結果によって当たり前のことだ」というままでいいのでしょうか。そういった思考は様々な社会的弊害も生み出します。スポーツに携わる人こそ、スポーツ本来の目的に立ち返る変化が必要です。世界には様々な形でフットボールを楽しむ文化があり、スポーツを楽しもうというマインドが溢れています。多様でインクルージョンで活動するからこそ初めて知り得るものがあります。あなたは〇〇だから一緒にできませんではなく、どうしたらみんなが夢中になってスポーツができるのかを考えましょう。スポーツのマインドセットを変えれば、おのずと未来の社会も新しい形に変化していきます。

第2部後半 パラサッカー体験会

アンプティサッカー(切断障がい)体験
電動車いすサッカー(重度障がい)体験
ブラインドサッカー(視覚障がい)体験

まぜこぜウォーキングフットボール体験

まぜこぜ(インクルージョン)でスポーツを楽しむ、ワンチームとなってプレーをする、戦う楽しみを互角にする。その体感を得るために「まぜこぜウォーキングフットボール」を行いました。

まぜこぜでワンチームとなってパスをつなぐ
チームで決めたゴールパフォーマンス!
一緒にスポーツを楽しむことは、とても自然なことです!
年齢や性別、特性、経験の違いを混ぜ合わせるからこそ、面白さがあります。

第1部の質疑応答もYouTubeにも公開しています。是非ご覧ください。

https://youtube.com/@asobi_11

7月16日(日)からスタート!受講者募集中!

スポーツが全ての人に開かれた未来になれば、だれもが持ち合わせている特性をそのまま受け入れ合える社会になります。ぜひ一緒に取り組みませんか?詳しくは下記の記事をご覧ください。

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